未破裂脳動脈瘤
休職してみて自分のことを振り返る余裕ができたので振り返ろうかと思います。
そもそもなんで異動1カ月でキャパオーバーになったんだろうと。
私、実は1年前に頭痛が酷くてMRIを撮ったら、未破裂脳動脈瘤(小さいサイズ)があるかもしれないって言われていたんです。
これが結構ストレスでして。
未破裂脳動脈瘤はうつになりやすっていうのが、納得できました。
読者のなかである方はご存知かと思うのですが、この病気はなかなか複雑です。特にメンタル面にかなりきます。
「破裂するかもしれないし、しないかもしれない→どないしろっての?!」
「もしかしたら破裂しないで済んだのに、手術を選んだことで死亡もしくは後遺症が残るかもしれない→どないしろっての?!」
「経過をみないとわからないけど、経過途中で破裂するかもしれない→どないしろっての?!」
「緊急性はないけど破裂したら大事になる→どないしろっての?!」
「場所によっては術式が限られるし、長期的な予後はわからないし、ステント頭に入れたら詰まりやすくなって、結局手術しても健康寿命は短いんじゃないか→どないしろっての?!」
って感じになるんですよー。手術するもしないもあなた次第!ってとこがネックですよねー。
破裂してくも膜下出血になったらどうしようとか、まだ小さいから破裂はまずないといわれてもやっぱり不安な毎日で。
今年の3月に再検査するも、検査中パニックをおこしたんですよね。
MRI開始すぐに、息ができなくなって、パニックになって、大号泣。(自分も、検査技師も、医師もびっくり。といいますかみんなドン引き(笑))
大きくなったらどうしようー、まだ死にたくない、後遺症残ったら?とか色々走馬灯のように流れてきて・・・。
思えばこのときから結構限界きてたんだなーって思いました。親にも言えず、職場の人にも相談できずで( ;∀;)
確定してから言わないと、大騒ぎされるのは避けたかったので。
そんなこんなで、再度部署異動前に薬盛られてもう1回チャレンジして、なんとか撮れたんです。
そしたらなんと「未破裂脳動脈瘤は否定的」との診断に。
・・・・は?
尊厳死公正証書作成しなきゃとか、これからの人生とか色々考えた1年はなんだったんだろうって思いました。
でも、「否定的」と言われた瞬間すごくほっとしたし、ずっと頭に銃口突きつけられている感覚から解放されて心から嬉しかったのを覚えています。(本来消えるものでないので、もしかしたら画像の乱れと角度の問題で実はあるかもしれないという可能性には自ら蓋をしました)
ほかにも肉親の死もあって、今思うとストレスフルな1年だったのでメンタルが色々アップダウン激しくて、部署異動前にもいっぱいいっぱいだったのかもしれません。
そこに畑違いの部署異動・・・・。そりゃあ、おかしくなりますね(笑)
前の部署の時点でちょっとお休みもらうとかしてから、異動にしとけばよかったーって思いました。
今休職して色々落ち着いて整理できているのに、当時はまったく自分のストレス状態とかみれてなかったなぁ
まだまだ人生長いので、仕事の評価とか周りに休んだらどう思われるかより、自分優先でストレスとうまく付き合っていく方が絶対人生生きやすいって思いました。